先日、愛知に用事があったので、株式会社Tatsuhiroが設計施工したTatsu Cafeにお邪魔しました。
1階がカフェで、2階がG3性能が体感できるショールームとなっています。

こちらの会社は、デザインが優れているのはもちろんのこと、パッシブデザインも意識した設計を行い、住宅性能の面でも、確かな品質のドイツ社製建材を標準仕様として搭載しています。
透湿防水シートや気密シートはWURTH社製、窓はDAKO社製のトリプル樹脂サッシ、断熱材はSTEICO社製のウッドファイバーを導入しております。
WURTH社製のものは、日本でも導入しているところが多いですが、DAKO社の窓や、STEICO製のウッドファイバーは、日本ではまだ聞きなれない方も多いと思います。

まず、DAKO社の樹脂窓ですが、トリプルサッシで樹脂スペーサーを採用しているのはもちろんの事、樹脂内に断熱材を入れており、加えて、剛性を高める為の軽量スチールアングルが採用されており、重いトリプルサッシの長期荷重による変形防止に配慮された製品となっています。それでいて価格も抑えられているとの事で、現在流通している中でも最高品質の窓になるかと思います。
↓以下DAKO HPより
https://wald-inc.jp/service/dako/
続きまして、STEICO製のウッドファイバー、こちらは、熱伝導率が低い事はもちろんですが、熱容量が高い為、夏場の断熱性能にも配慮されています。今、欧州では、「熱容量=夏」と「熱伝導率=冬」を高いレベルで併せ持つ木繊維断熱材が注目されており、化学物質を含む成分は一切不使用であるので、快適で健康、安心な暮らしが高い水準で保証されるものになります。

↓以下STEICIO HPより
これらを標準仕様として搭載されている会社は、日本中探しても中々ないのではないでしょうか。
自分もとても勉強になる良い機会でした。
こちらのTatsu Cafeもこれらの製品を取り入れて施工されているとの事でしたので、皆様もぜひ愛知にお越しの際は足を運ばれてはいかがでしょうか。
また、東海地方で家づくり検討中の皆様にも、こちらの会社も候補に入れて検討される事をオススメします。


