外構計画を考えるにあたって、メインの庭の設えをどのようにするのか、悩まれる方も多いかと思います。人工芝や天然芝、レンガ敷き、特殊なのだとウッドチップ等、様々な選択があるので、どれにするのが良いか、悩まれる方も多いと思います。
まず、使い方から考えた場合、私は天然芝が最も使い勝手が良いと考えています。
理由といたしましては、裸足でも子供やペットが走りまわることができる点が大きいです。人工芝でも夏にはかなり表面温度が上昇してしまい、裸足では歩くことが困難になりまして、レンガ敷きでもそれは同じです。ウッドチップ舗装はその点は解消されますが、湿気に弱く、カビの温床になる危険性もあり、日当たりに配慮した計画づくりを要するなど、大面積で舗装するにはかなり勇気のいる舗装になっています。
その点、天然芝は夏でも表面温度が安定しており、カビの心配もありませんのでお勧めです。
ただし、天然芝で大変なのは、メンテナンスですよね。芝刈りに雑草取り、水やり、冬場のサッチングやコア抜き等、気を付けるポイントは多く、大変そうと感じられる方も多いと思います。
私はかなりずぼらなので、メンテナンスには若干心配を抱きながらも庭に天然芝を敷きました。ただ、趣味でやっている分には楽しく管理ができて、意外と大変じゃないと感じたところもあります。
以下、具体的なメンテナンスの内容についてお伝えいたします。
１年目のメンテナンス頻度
- 芝刈り（５～９月）：２～３週間に１回 1時間程度
- 雑草取り（４～10月）：１週間に１回 30分程度（いたるところに雑草が生える）
- 水やり（４～９月）：３日に１回 20分程度
- サッチング（２月）：１回１時間程度
- コアリング（２月）：１回１時間程度
- 目土入れ（５～７月）：１～２週間に１回 20分程度
- 肥料の散布：無し
以上の通り、１年目はそれなりに丁寧にメンテナンスを行いました。その結果いい感じに成長してくれたと思います。続きまして２年目のメンテナンス頻度について、まだ夏の中盤ですが、以下の通りです。
２年目のメンテナンス頻度
- 芝刈り（５～９月）：１か月に１回 1時間程度
- 雑草取り（４～10月）：１週間に１回 10分程度（見回り・数本の雑草を抜く程度）
- 水やり（４～９月）：無し
- 目土入れ（５～７月）：無し
- サッチング（２月ごろ）：１回１時間程度を予定
- コアリング（２月ごろ）：１回１時間程度を予定
- 肥料の散布：？
以上の通り、１年目に比べて大分メンテナンス頻度が減りました。恐らくですが、芝生が地面に定着して根をしっかりと生やしたので、生命力が向上し、また雑草が入り込む隙間がなくなったのだと思います。今では、週１回、空いた時間に庭を少し見回る程度なので、大分メンテナンスは楽になったと感じています。
ただ、２年目以降は、土の栄養を補給するため、肥料の散布を検討し始める必要がありますので、今年度の芝の状況を引き続き観察しつつ、肥料の散布をするかしないか決めていこうと思っています。
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